僕のおばあちゃんは植物が好きな人でした。
小学生の時よく畑で育った花を学校に持たされていました。
正直はずかしくて嫌だったのを覚えています。
そんななかで、僕が好きだった植物は、白い「カラー」と
ツンとされたら、おじぎしてしまう、
「おじぎ草」
数週間前、夏の終わりのホームセンターで特売されていたので連れて帰りました。
最初はすごく弱っていたのですが、こまめに水をあげていたらみるみる元気に。
お辞儀して遊ぶことを忘れるぐらい茂っております。
そしてなんと、
ピンク色の花火みたいな花が咲きました。
初めて目にしました。
今まで気まぐれで植物を連れて帰ってきては枯らしていた僕ですが、
歳を増すごとに植物への気配りが少しはできるようになってきた気がします。
踏まれても立ち上がらない、雑草
時を同じくして稲垣栄洋という雑草生態学に詳しい教授の本を読みました。
雑草魂は踏まれても踏まれても立ち上がる根性論的なイメージで賞賛されますが、
実際何度も何度も踏まれた雑草は、もはや立ち上がらないそうです。
植物が育つ目的は、生き抜いてタネを残すこと。
そのためには立ち上がらず、地面に伏せて茎を伸ばし地面に近いところで花を咲かす。
大切なことを見失わなければ、プライドなどどうでもいい。
雑草はとても、したたかなんだそうです。
リセッツ金沢も、伏せて伏せておじぎしながら細く長く営業していきたいと思っております。