白紙と十周年と雨ニモマケズ

その他

2025年3月16日に張替あんちゃんリセッツ金沢は10周年を迎えます。

ありがとうございます。

気持ち新たに「白紙」にリセットして、また1年1年1日1日のスタートです。

この10年で自分も社会の状況も大いに変化しました。

独立当初は時代に置いていかれないようにあれもこれもといろんな方向に全力を注いでいました。

張り替え業が万が一ダメになった時のためにいろんな方面に保険をかけていたともいえます。

それが、コロナ騒動を経たこの5・6年で考えや行動がぐっとシンプルになりました。

張替専門店として、お客様の「張り替えから始まる気分のリセット」に寄り添う覚悟。

それにつきます。

そしてリセッツ金沢がずっとテーマにしている「リセット&スタート」も、なんだか今の時代にマッチしてきたようにも思います。

これからもどうぞよろしくお願いします。

丈夫な身体をもち欲はなく決して怒らずいつも静かに笑っている

10周年の区切りとして宮沢賢治の雨ニモマケズを飾りました。

実家にひっそりと掲げてあったこの詩をふと思い出し、長野県にある額縁のタカハシさんにお願いしてオリジナル台紙で仕上げてもらいました。

40半ばにもなると1文1文が味わい深く、こどもと歯磨きをしながらですが読み込ませていただいてます。

当時宮沢賢治は35歳。

どういうものに自分はなりたいのか、私の今後10年の問いとします。