リノベで和室をあきらめない 3

その他

畳、ふすま、障子の特徴は調湿機能があること。

湿気の多い日本において、先人たちが磨き築き上げてきた和室文化の象徴です。

現在ほんのわずかですが和室回帰の流れもあり、障子や襖を建具屋さんにお願いして新調する案件が続いたのですが、原材料の高騰で比較的安価な材質のもので作ってもそれなりにお値段することに驚いています。

それを思うと、今から3,40年前の景気が良かった時代に建てられた住宅に使われている建具の材質、加工技術の立派なこと。これ、毎日いろんなお宅の建具を張り替えているものからすると本当に感じます。

今のご時世では到底作れないものの価値を、いまいちど見直していただきたい今日この頃。

襖で言うと、デザイン性や機能性のある紙に張り替え、襖枠や引手の補修や細かい清掃によって、建具はそのままで新品に見違えるほどにまで持っていくことができますし、障子紙も現代に合わせたさまざまな種類のものが充実しております。

リセッツ金沢ならではの提案と細部まで行き届いた清掃による、襖や障子のリセットをリノベ案に取り入れてみてはいかがでしょう。

築100年近い日本家屋のふすまリセット