木材や和紙は吸湿性の素材ですので、湿度を調整してくれる優れものの半面、サッシ周りの障子戸には水シミがつきやすい面もあります。
写真の障子は、剥がす時に障子紙で擦るなどしてなるべくシミムラをなくし、敷居から少し浮かすためにプラスチックの滑り材を打ち込みました。
敷居と障子戸本体の間に2mmほど隙間ができます。滑りも良くなります。
ちょっとしたことですが、張り替えた紙が少しでも長く綺麗でいられるようにひと工夫。
さらには、障子戸を閉める時に指一本ぶん気持ち開けておくとなおいいかもしれませんね。